【八ヶ岳】硫黄岳積雪期登山、冬の八ヶ岳再び、本沢温泉から登る硫黄岳の旅
2017年2月4日、南八ヶ岳の山々が連なる八ヶ岳の中心エリアの一角「硫黄岳」へ行ってきました。
標高は2,760mとなります、赤岳と横岳、阿弥陀岳を綺麗に拝むことのできるスポットです。
冬のシーズンは人気のエリアとなる八ヶ岳、多くの登山者が美濃戸から赤岳鉱泉へあがり、
硫黄岳や赤岳を目指して歩いていることかと思います。
多くの人が八ヶ岳の西側から頂を目指している頃、我々は八ヶ岳の東側。
本沢温泉側の登山口に立っていました、西側に比べると樹林帯が長いとされ
見るものもそんなに無いよと言われるような八ヶ岳の東側…。
静寂があたりを包み込む静かな登山道をひたすら歩き続け無心になる頃には本沢温泉へ。
そしてそこからもうひと頑張りすれば稜線、硫黄岳とつながってゆきます。
樹林が長いことと、アクセスが不便なのですが、
道中の本沢温泉には是非一度泊まってみたいと思わせるような魅力がありました。
長い長い樹林の果てにある稜線を求める旅の始まりです。
陽光輝く蒼い空、白と黒に覆われた大地。
命が全て枯れ果て、零下の大気のみがそこにある、しかしその世界の美しきことよ。
空と大地と太陽だけが踊る洗練されたこの道を歩ける己の体に感謝を抱く。
大地に体を投げ出し、落ちていきそうな空に目を向ける、底は見えない。
足元には荒布の鑢のような山々がこちらを睨み付けている、魅力的なその山容は重力の中心。
視線も想いも重力の井戸の底へと引きずり込まれそうになってゆく。
はい、今回は八ヶ岳エリア「硫黄岳」になります。
厳冬期八ヶ岳の中でも風の強さは屈指の場所です、
赤岳に近く南八ヶ岳の展望を十二分に堪能することができます。
八ヶ岳には様々な登山コースがあり、この硫黄岳も赤岳鉱泉から登ってくるコースや
東側の稲子湯から登るコースなど冬季でも数本のコースが用意されているのが特徴です、
メジャーなのは西側から登るコースです。
しかし、このブログはメジャーなところにいきたいと思っても何故か行けないことの多いブログ。
今回はそう、東側の本沢温泉を出発し日本最高峰の夜天風呂を見てから山頂に立つ…。
すれ違う登山客の数「一桁」、展望は「樹林」、必要な体力「大」、山頂の満足度「プライスレス」な素敵な登山となりました。
硫黄岳をちょっとした玄人感溢れる感じで登るのであれば是非ともお薦めしたいコースです。
1.冬季の硫黄岳登山に関して
本沢温泉登山口アクセスについて
冬季の本沢温泉へのアクセスは車になります。
本沢入り口に行くためには4WDでスタッドレスを履いていないと多分無理です。
夏でも本沢温泉に行くためにはJR小海駅からタクシーを使うしか無いようです…。
もし本沢温泉から登るのであれば、ナビは稲子湯温泉に打つのが良いでしょう。
【車】浦和南→佐久南IC 3910円/6090円(ETC料金/一般料金)
往復運賃合計 7820円/12180円(ETC料金/一般料金)+ガソリン代が4000円くらい
積雪期硫黄岳のコースタイム
本沢入口7:35→ゲート8:15→本沢温泉9:20-9:40→山彦荘11:10→硫黄岳山頂12:35-13:25→山彦荘14:00→本沢温泉14:30→本沢入口15:50
合計登山時間 8時間15分 そのほとんどは樹林歩きに費やされます。
2.硫黄岳本沢温泉登山口へ
2017年2月4日午前6時50分、登山百景氏の車の助手席。
この日、スマホに文字を表示させるアイデアを思い付きました、
写真が語りかけてくるみたいで楽しそうでしょというくっだらない話で盛り上がる車内。
高速道路のSAで合流した我々は一路稲子湯へ、今日の目的地は硫黄岳。
八ヶ岳の中では比較的登りやすいところと聞いてはいるがはたして……。
車を走らせているとキツネが目の前をぴゅーっと走っていきました、
長野で狐を見るなんて珍しいな。
朝日に染まる山並み、金色に輝いている。
今日も天気はよし、快晴の元で登山ができそうでテンションが上がる。
午前7時20分、本沢入口。
稲子湯方面から本沢温泉への道は完全凍結というか圧雪アイスバーンみたいな状態、
4WDじゃないと絶対に来れません。
僕の車だと間違いなく途中でスタックすることでしょう、
次に車を買うときはフォレスターにするんだと想いをいっそう強くする。
前をすーっと走って行った車も大変そうでした。
寒い!!くっそ寒い!!!
車のなかでぬくぬくしていたので外の寒さが見に染みます、肌に突き刺さる冷気が痛い!
午前7時35分、本沢入口出発
寒い寒いと呟きながら登山の準備を行い、そのままプレイボール。
今日の見所は日本一の標高にある露天風呂本沢温泉です、それ以外は樹林と聞いております……。
今日同行していただけるのは人気登山サイト登山百景を運営しているしましま氏、
そして茨城県にすみながら栃木が好きという背徳的な北関東民のなべし。
全員既婚の妻帯者登山者の会で歩きます。
硫黄岳登山本沢温泉コース、無慈悲な樹林の道
この本沢温泉ルートは冬の八ヶ岳という登山人気スポットにおいて、少しマイナーなコース。
SNSでもこのコースを歩く人は早々見かけることはありません。
しかし、本沢温泉は本当に素晴らしいところなのでもっと布教されてもいい。
登山口からはまずはこちらのゲートへ、なべしを先頭として足跡の無い雪道を進み続ける。
場所によっては脛くらいまでが埋もれる程度の雪が積もっていました。
空はこんなにも天気が良いのに樹林である、圧倒的樹林力を感じるコース。
八ヶ岳という稜線の気持ちが良いところで樹林を歩き続けるのは若干もったいない気もするけど
展望がないので歩くことに集中できます。
小屋の方が使うと思われる重機がおかれた登山道をひたすら歩き続けます、
なべしの速度がすごい、20代の体力の素晴らしさを感じます。
本沢温泉コースは滑落の危険性がまず無い、というのが良いところです。
意図的に飛び込まないと落ちることはあんまり無いよね、といった感じ。
道の広いコースとなっていますので歩きやすさは十分にあります。
数日前のトレースを使わせてもらい樹林帯を上へ上へと登り続けます。
硫黄岳の姿が見えてきました、登ってみるまでこんな樹林を歩く山だとは想いもしませんでした。
本沢温泉まではしっかりと道がついています。
指導標もちゃんと出ていました。
日本最高標高の露天風呂、本沢温泉
午前9時20分、本沢温泉到着。
登山口から樹林の中をひたすら歩き続け、本沢温泉にようやく到着です。
このコース展望が全く無いので驚きました。
このコースの森は深い、その代わり急な崖とかはないんですけどね。
本沢温泉の建物は非常に立派です……、そしてきれいなんですよね。
ここは泊まってみたいなぁと素直に思わせてくれる素敵な山小屋でした。
標高2,150mの温泉で有名です。
しかし、温泉だと感動するよりも先に残りの標高を冷静に数えて微妙な表情になりました。
トイレにいきたくなったので小休憩、本沢温泉のトイレは外にあるので注意です。
冬は4つあるうちの2つしか稼働していないのも注意点。
最初見に行って使えないんだなと勘違いして中のトイレを借りようとしてしまいました。
トイレ評価的にはマイナス星2つでした、泣きそうになった。
午前9時45分、トイレ休憩を済ませて登山再開です。
トイレに時間をかけすぎて行動食を食べるのを忘れてしまいました、
これが後半シャリバテを招きます。
本沢温泉から先はトレースが薄い……、なべしと登山百景氏がバリバリ道を作っていきます。
僕は最後尾から写真撮りながら着いて行きます。
せっかくだから露天風呂がどんなものか見てみましょう、
という事でお風呂を見に行くことにしました。
山荘の人に聞くと「少し上にありますよ」とのことだったので歩いて行くと指導標が。
斜面をトラバースして露天風呂にやってきました、足跡がなかったのでちょっと怖かった……。
これが日本最高峰の露天風呂のようだ、トレースが一応あるから結構人が来ているようだ。
露天風呂越しの硫黄岳、冬は蓋がしてあるようです。
一部空いているところから湯気がもくもく、非常に温かそうでした。
野趣あふれる温泉ですがめちゃくちゃ気持ちが良さそうですね。
本沢温泉に泊まりに来たら絶対に入りたいと思わせてくれます、入らないと損です。
入浴料金は600円となります。
なべしと硫黄岳、このときなべしは元気でした。
本当に素晴らしい温泉だなと思ったので、帰りに時間があれば入りたい。
さて、露天風呂から先はスノーシューの足跡がひとつだけになってしまいました、
このコース本当に人があるいていないのね。
山のランボルギーニといっても差し支えない速度で登るしましま氏がバリバリ道を作っていきます。
僕が今まで見た登山者では一番早いのですが、どうしたらこんな速度が身に付くんでしょうか。
トレースが復活したり消えたり、風の無いところのトレースは残っていますね。
2,200mは確実に越えましたが樹林の終わる雰囲気は全くありません。
標高2,000mにまだ達していないんじゃないの?というような樹林が続きます。
樹林に強い僕であっても退屈だなと思える道でした、
この樹林内を無心で歩き続けているとランナーズハイ的な状態になります。
木に雪が積もってきました、標高が上がっている感じが景色を通して伝わってきます。
なべしが本格的にヤバイことに、樹林が辛すぎて体力をかなり削られたようです……。
普段であれば僕が一番最初にへたるのですが、この日はなべしが非常に辛そうでした。
山彦壮から山頂へ
午前11時10分、山彦荘前到着。
ようやく稜線に出れる!その合図ともなる山彦荘とヒュッテ夏沢前に到着です!
長かった樹林との戦いもようやく一段落、ここで各自アイゼンを装着します。
ここから先は雪が氷になっているだろうと予測してのことです。
山彦荘って大きい建物ですね、しかし冬季は休業中のようだ。
他のコースから上ってきた人たちと合流する地点にもなるので、
多くの登山客がこちらのポイントで休憩していました。
アイゼンを装着しいざ出陣です、あの太陽の真下へ向かって歩きます。
空は快晴、風は無風、コンディションは最高です。
稜線に向かう道はトレースがしっかりついているので迷うことはありませんが
こちらの迂回路だけは注意ですかね、看板が埋まっていたら危ないポイントです。
視界が開けアルプスの山々が視線に飛び込んできました、
今日の空気も最高に澄みきっているようです。
御嶽山、乗鞍岳、北アルプスと一直線に並んだ山々を一望。
八ヶ岳ってやっぱり良いな……、冬は本当にお世話になる場所ですね。
体力が限界に近いなべしを励ます。
ザリザリとアイゼンが突き刺さる登山道をひたすら登り続けます。
流石八ヶ岳、登山道がバリバリです。
死にそうな傾斜はないので転んでも止まりそうだなーと思いながらゆっくり歩き続ける。
小走りに登っていくしましま氏、速い、速すぎるよ。
だらだらとした登りを延々登り続けます、つ、つらい。
何度も見た白と青の世界、夏よりも数段登るのがきつい世界です。
3.冬の硫黄岳山頂へ
風が強い硫黄岳は雪が吹き飛んでしまうため、足元には氷のような固い雪がこびりついています。
場所によっては凍結もあるため12本アイゼンは絶対必要な装備。
太陽が眩しい……、荒野の果てみたいな景色が広がっています。
全くの非日常な世界、普通に生きていれば見ることの無い景色が目の前に広がっている、
それが雪山登山の凄いところです、はまってしまいます。
硫黄岳の稜線は傾斜はきつくないのですが山頂まで長い……、
流石に風も出てきているので疲れがたまります。
くたくたです、山頂は見えてるんだけどなかなか近づきません。
こんな道をずーっと歩きます、平らなので落ちる心配は無いでしょう。
風速30mとかの風に叩きつけられない限りは……。
八ヶ岳定番の大展望、北アルプス北部の白さが際立つ。
この後二月最後に訪れることとなる唐松岳は素晴らしい景色の広がる山でした。
ぐいぐい登るしましまさん、この後僕と共にシャリバテ状態になってしまい、
歩いては止まり、歩いては止まりを繰り返して高度をあげていきます。
海老の尻尾というか、剥き出しの牙みたいになっている。
有機物的な様相を見せる冬の硫黄の景色である。
爆裂火口が見えてきました、地層がくっきり見える綺麗な火口です。
近くで見ると意外と小さく感じますね。
天気が最高、日本海まで見渡せる空気の透明さです、これだから冬の登山は美しい。
ばっくりと大地が割れたって感じ、今だ崩落が収まらずどんどん崩れていっているんだろうな。
しましまさんが一人山頂へ、僕はなべしと少し遅れて上がっていきます。
成層圏かどこかなのかと思う空の青さ、天高く突き上げる道を一生懸命登り続けます。
山頂が……見えた……!
赤岳が目の前に姿を表しました、八ヶ岳の最高峰赤岳。
あれに登らなくては百名山的には八ヶ岳のランプが点灯しないと僕は考えています。
周りの権現、天狗、硫黄と登ってきましたので、次こそは赤岳……!
出来れば冬じゃなくて花の時期に歩きたいけど。
午後12時35分、硫黄岳山頂到着。
ようやく山頂に到着しました……、2週間前の金峰山に続きとんでもなく長い樹林だった…。
時間にしてはそんなに長くないのですが、樹林は景色が変わらないのでこの時期は特に辛い。
山頂からの八ヶ岳主峰の眺め
ザックを下ろして山頂をうろうろ、すんげー景色です。
目の前の赤岳が本当にかっこいい、表面が凍っており光をキラキラと反射している。
赤岳は赤の山なので僕的には外せない山、絶景の時期に行かなくてはなりません。
冬ではなくて夏に泊まりで、ご来光を見れるようなすんばらしぃー登山で登りたい。
山頂には多数の登山客がいらっしゃいましたが、その目の前で写真撮影に興じる僕。
逆さ阿弥陀岳じゃい!といった感じになりませんでした。
硫黄岳の山頂ですが、ご覧のような景色が広がっております。
ガスればスゲー迷いそう、とても平たい山頂です。
こちらの神社の脇に荷物をおかせてもらいました、しばらくゆっくりと休むことに。
三人で仲良く座ってご飯タイムでした。
プレビュー http://blog.hatena.ne.jp/sakemaro/sakemaro.hateblo.jp/edit?entry=10328749687227377117#preview
しかし北アルプスがきれいだ……。
硫黄岳快晴! https://t.co/hxUMTZa1MU
— 登山百景 (@tozan100kei) 2017年2月4日
休んでたらいつの間にかしましまさんの実況が始まっていました。
携帯のカメラが死んでいる僕ですが、携帯を交換したらぜひともこれやってみたい。
まともな赤岳のショットを撮影していなかったのでパシャリ、冬の威厳溢れる八ヶ岳の姿です。
良い景色だ……、これは間違いなく良い景色だと力強く頷いていました、一人で。
足元に赤岳たち。
足元に赤岳を敷いた写真ですが、こんな感じで撮影をしていました、不審者か。
妻帯者登山ブロガーの会@硫黄岳編。
独身の身では無いゆえ、制約と誓約の中での登山、ゆえに快晴であることは外せない。
愛の八ヶ岳である、ハート作るのが大変そうでした。
山頂でさんざん遊び倒したので下山を開始しようかと思います。
横岳へ続く稜線の奥に見えるのは飯盛山とか奥秩父かな?
天狗岳方面、前回天狗に来たときより黒いですね。
天狗岳登山の時は降雪直後で樹林が真っ白になっていたのですが……。
準備をしたら下山開始です、赤岳から離れるのが本当に名残惜しい……。
4.硫黄岳下山開始
グッバイ硫黄岳!
登りが本当に辛かった硫黄ですが下山は楽しいものですね、
絶景を見ながらすいすい下山して行くことが出来ます。
この稜線も本沢温泉コースだとすぐに終わりを迎えてしまうのが悲しいところです。
午後2時0分、山彦荘到着。
一瞬でした、下山は本当に速いもんです。
え、この山モモンガいるの??
アイゼンをはずして本沢温泉への下山を開始します。
雪山の下りは速度が1.3倍くらいには早くなります。
僕らの後に登ってきた人が居たんでしょうか?
少しトレースが濃くなっていました。
ひたすら樹林を下る、写真を撮っても樹林しか写らない、怖いところも特に無い……。
午後2時30分、本沢温泉到着。
樹林の中を下山し続けると写真をあまり撮らないので、すごい速度で下山することが出来ます。
少しだけ休んだら引き続き下山。
一日中晴れていてとても満足度ゆく登山だったのは間違いがありません。
樹林帯の地面も日光を浴びて少し溶けぎみになるくらいです。
ゲートまで誰が一番早く歩けるか競争だといわんばかりの速度で下山しました。
後は駐車場まで歩くのみ、暖かくなってゆるんだ雪の上を歩き続けるのでした……。
午後3時50分、本沢入口到着。
合計登山時間のうち7割くらい樹林の中にいた八ヶ岳登山でした、
予期はしていたが流石に疲れました。
山頂で勝利をつかむために全てはあったのだと思う、あとは温泉か。
この日の温泉は登山口のちかくにある稲子湯へ。
暖かさよし、体に染み入る良いお湯でした……、風呂自体は普通ですがお湯がよかったですね。
冷えきった体を暖めるにはやっぱり暖かいお湯です。
稲子湯を後にした僕らは今日の合流地点だった佐久平の駐車場へ、
目の前に見える浅間山をぼんやりと眺めつつ今日の赤岳の大展望を反芻するのでした……。
5.積雪期の硫黄岳登山を終えて
南八ヶ岳にそびえ立つ穏やかなる硫黄岳。
冬の八ヶ岳は晴れ間も多く雪山を嗜む人にとってはお馴染みのスポット。
多くの人が訪れる山ですが、やはり怖いのは遭難事故や滑落です。
硫黄岳本沢温泉コースはそのほとんどを樹林が占め、
ナイフリッジや痩せ尾根といったものがなく、比較的安全なコースだと今回思いました。
体力が必要な天狗岳といった感じなので、ある程度雪山慣れした人にはオススメです。
硫黄岳山頂からの景色は赤岳、阿弥陀岳が目の前に広がる大絶景、
横岳まで延びる道もダイナミックで気持ちが良いです。
晴れていれば最高の景色を拝むことができるでしょう。
個人的には硫黄岳も含めた南八ヶ岳を眺めるのが好きなので、天狗岳の方が好きですが
硫黄岳に登り次は赤岳という思いを強く持つのも一興ですね。
本沢温泉に泊まりたい、すごい綺麗な山小屋というか温泉宿でした。
夜になったら露天風呂で星空撮影をしながら暖まったりしてみたいですね。
家族連れの旅行で訪れるのにも良い場所だと思いました、
そこらのキャンプ場とは比べ物になら無い満足度を提供してくれそうです。
樹林がきついコースですが、硫黄岳自体は最高の一言でした。
体力に自信のある方であれば楽しめると思うので参考になれば幸いです。
人生最高の山は続く。
硫黄岳の地図はこちら
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硫黄岳なら普通に西側からアクセスすると楽です、きっと。
この登山での必需品
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ストックが超重要なコースでした、ストックがなければ登りきることはできなかった…。
アイゼンは12本が必要です、上の方では前爪が無いと不安なこともあるでしょう。
道が完全凍結している箇所もありました。
お茶を持っていきましたが、大正解でした。雪山でお湯を補給しながら歩くのは大事です。
体のあったまり方が違います、できればあったかくてあまーいドリンクがいいです。