Red sugar

山と写真とカメラが趣味の人にお勧めな登山ブログ、全国の山の登山情報と山岳写真情報を書いています

【登山カメラ書籍】いまいちばん美しい日本の絶景に掲載してもらった写真の山を紹介します!

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皆さんこんにちは、D850×2台持ち登山芸人のRedsugarです、山登ってますか?

登山するときはカメラがあると幸せな気持ちになります、

特に良い景色が撮影できたときは天にも登る気分です。

 

さて、この度MdN様から2018年8月に出版された

いまいちばん美しい日本の絶景に、なんと当ブログRedsugarの写真が!!!

なんと5枚も!!5枚も掲載されてしまいました!!!

全部山の写真です、やったぜ母ちゃん!!というわけで大喜びなわけですが。

 

というわけで今回は本に掲載していただけたスポットの記事を改めて紹介(宣伝)

させていただきたいなーと思った次第です。

 

自分の写真がまさか初めて紙媒体に乗るなんてという驚きがあったのですが。

苦節4年ブログを続けてきて本当にありがたい限りです。

 

それでは行ってみましょう、美しい景色が拝めた山のご紹介です!!

 

まず、初めに今回発売された「いまいちばん美しい日本の絶景」はこちら

いまいちばん美しい日本の絶景

いまいちばん美しい日本の絶景

  • 作者: MdN編集部
  • 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
  • 発売日: 2018/08/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

SNSなどで人気の写真家の方々が名を連ねる中に、写真家でもないのに載ってます。

場違い感半端ねぇという状況ですが、本当に目福物なので

絶景スポット情報が欲しい方、現像のリファレンスが欲しい方には滅茶おすすめです。

特に写真撮影/現像時の作例としてこの本はすごく使えると思います。

 

ちなみに今回の記事はすべての写真、原寸でアップしてあるので

気になった写真は拡大して心行くまでお楽しみください。

 

 

1.蔵王山、晴れた日のお釜は確実に絶景

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スポットの一つ目は山形県の蔵王です、お釜の写真を掲載させていただきました。

お釜自体は宮城県に属しますが、蔵王山最高峰が上山市だったりで

県境の山として複雑なことになってる蔵王、でもやっぱりここは山形の山です。

 

記事内では刈田岳から熊野岳を往復していますが、当ブログでは南端の不忘山も

歩いているのでぜひそちらもご覧いただけますと幸いです。 

 

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まだ記事にはしていないため上記の記事には出てきませんが、

2018年8月にも蔵王「朝活」ということで撮影登山をしてきました。

蔵王のお釜は被写体としての力が非常に強く、

晴れた日に写真を撮ることができればほぼ勝利が確定するいいところです。

 

山頂まで車で行ける上に、蔵王は地理的特性で「雲海が見やすい」という特徴があります。

そのため、朝焼けを目指して朝3時くらいから行動を開始すると

かなりの撮れ高を得ることができるのがお勧めです。

 

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こちらは時間がたって熊野岳から降りてきたタイミングでパノラマ撮影をしたものです。

パノラマ撮影の練習をするのにも蔵王は非常にお勧めです。

必ずセンターにお釜が来るようになっているので、誰が撮影しても大体キメれます。

山形に来た際は是非とも上ってほしいのがこの蔵王です。

山形駅から1時間かからずに刈田岳まで行けるので超おすすめです。

 

2.鳳凰三山、南アルプスで一番美しい稜線

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南アルプスで一番甲府側に突き出た百名山である鳳凰三山、

こちらの稜線の写真を掲載していただけました。

鳳凰三山は僕が登った時は日帰り/曇りとコンディションが悪く、

絶対にリベンジが必要な山です。

 

鳳凰三山は僕が歩いた南アルプスの山では稜線が一番きれいだと思う山です。

白い砂地と岩が特徴的なその稜線には感動すら覚えるものがあります。

 

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鳳凰山直下の砂浜のような傾斜、流木のようになった木々と観音岳方面の景色ですが

白い地面がとにかく目立ちます、鳳凰三山といえばオベリスクという方もいますが

個人的にはこの稜線全体に価値がある山だと思います。

 

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ハイマツと白い山の素肌は「夏」感半端ねぇ、という感じです。

出来れば6月末~7月中、もしくは紅葉の時期に歩いてアルプスらしい山上の景色を

堪能したいと思わせてくれます。

 

ちなみに、景色を楽しむのならばくれぐれも日帰りしてはいけません。

鳳凰山は見所にあふれた山で、滝も多い山です、絶対に小屋に泊まることをお勧めします。

 

3.丹沢主稜縦走、富士山を望む緑の稜線 

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丹沢では富士山を望む、蛭ヶ岳山頂付近からのショットを掲載させてもらいました。

この記事では「丹沢主稜縦走」という健脚の方が力試し的に行う

西丹沢→檜洞丸→蛭ヶ岳→丹沢山→塔ノ岳→大倉という長距離日帰り縦走をしています。

初心者には絶対にお勧めできないハードコースなのでご注意ください。


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丹沢の一番お勧めできるシーズンは5月、丹沢はシロヤシオの山で、時期が来ると

山のいたるところでシロヤシオが咲き乱れます。

特に檜洞丸から蛭ヶ岳に向かうまではシロヤシオの天国で、写真のような

花がびっしりと実ったシロヤシオを堪能することが可能です。

 

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そして丹沢は山頂や稜線に立てば、いつも富士山の雄姿を眺めることができる。

これもいいところの一つでしょう。

5月は春霞の影響が強く、富士山もなかなかくっきり見ることはできません。

だからこそ、稜線から富士山が見えた時の感動もひとしおなのです。

 

ちなみに6月以降はヒルが出るということで、登るのはあまりお勧めされていません……

夏場は標高1,500m以下の丹沢山地は灼熱なので、もちろんお勧めしません。

春と秋に登ることを強くお勧めします。 

 

4.甲武信ヶ岳、信濃川源流を有する奥秩父の名峰

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甲武信ヶ岳といえば奥秩父のど真ん中ですね、盟主金峰山よりも個人的には

奥秩父らしい山といえば甲武信ヶ岳だと思っています。

奥秩父の特徴は標高1,800m付近を越えてからのシラビソ林やカバノキで構成された

苔むした美しい森林でしょう。

稜線に出るまで樹林帯が続く奥秩父の山はやはり秋に歩くのがお勧め。 

 

こちらの記事は秋の終わりに歩いた甲武信ヶ岳ですが

スタートからカラマツの美しい紅葉を見ることができました。

 

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毛木平を出て1時間せずにこの素晴らしい景色を見ることができる甲武信ヶ岳。

川沿いを進んでゆく毛木平コースは緩やかに登ってゆくため体力的な負担も少なく

水場では信濃川源流の超おいしい湧水をいただくことも可能です。

 

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秋のシーズンには奥秩父はお勧めです、金色のじゅうたんの上を歩き

ひんやりとした空気の中おいしいお水を飲みながら歩く山はただただ素晴らしい。

地味な山ですが、紅葉時期に歩けば絶対に満足できること間違いなしです。

 

5.草津白根山、湯釜は完全勝利の絶景

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草津といえば草津白根山……、なのですが。

本白根山が噴火したりと、湯釜に噴火の兆しが見れて規制が入ったりと

なかなか登ることが難しい山になっているのが草津白根山です。

2017年夏、草津白根山が最も輝くコマクサの時期に歩くことができました。

 

草津白根山といえば湯釜という印象が強いのですが、

本白根山方面まで足を延ばすと、草津白根山の赤みが特徴的なコマクサの

大群生を見ることが可能です。

 

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草津白根山は湯釜の反対側には弓池と呼ばれる、

夜明けに行けば勝利が確定する絶景スポットがあります。

木道が整備された高層湿原ですが、初夏にはワタスゲでにぎわい

風のない明け方に訪れれば美しい太陽のリフレクションを撮影することができます。

 

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車で山頂に来れるという部分では草津白根山は蔵王に通じる部分があります。

火山はリスクこそあるものの、日常からはるかに離れた非現実的な景色を

僕らにプレゼントしてくれる場所であることも間違いありません。

再び草津白根山のこの景色を見れることを願っています。

 

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草津白根山ではD810を利用しているものの、レンズがニコンFマウントの広角単焦点としては

最高性能を誇るAF-S Nikkor 28mm f/1.4Eが登場し始めた記事でもあります。

解放からピント面が驚異的な解像力を誇るこちらのレンズ

購入を検討している方は当ブログがおそらく日本で一番作例の多いブログなので

各記事の写真を見ていただけるといいかもしれないですね。

 

 

さて、駆け足で紹介していきましたが。

この度、掲載していただきましたMdN様には本当に感謝です。

まさか自分の登山ブログ用に撮影し続けてきた写真が紙媒体に乗るなんて思いもしませんでした。

登山と写真を始めて4年、継続は力なりだなと思います。

 

もし記事を見て興味がわいた方は、ぜひ手に取っていただけますと幸いです。

いまいちばん美しい日本の絶景

いまいちばん美しい日本の絶景

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