登山カメラ比較!PENTAX K-3とNIKON D810とGRを山で使ってみた感想
今日はPENTAX K-3のお話とNIKON D810とGRのお話をします。
登山をしていると様々な方々が首からカメラをぶら下げている光景を見かけます。
フルサイズとaps-cどっちがいいのか
一眼レフを購入する際に一番最初に気になる部分かなと思います。
フルサイズとAPS-Cの違いは検索すると出てきますが、画素センサーの大きさの違いです。
Red sugar的にはカメラを続けていくならフルサイズ一択です。
フルサイズも10万円近くで購入できる時代です。
APS-C機に比べればレンズも本来の焦点距離で使えます。
安物買いの銭失いになるくらいならしっかりとしたものを最初に買うことをお勧めします。
ちなみに僕はD610かα7の購入を考えていました、フルサイズで一番お手頃なので。
初心者ならまずこの辺と買っておけば間違いないと言える。
さらに言うと登山用に超広角レンズAF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDや
SEL16-35Zを購入しておけばしばらく他のレンズを買う必要性がなくなります。
プロ機が2000万画素付近であることには理由があり、
APS-C2400万画素機などはセンサーのスペックを引き出す高品質レンズが必要になります。
僕的にはα7IIやD750といったフルサイズ2400万画素機がバランス的に優れており
これらのボディであればそれなりのレンズでも綺麗に撮れるといった感じに考えています。
PENTAX K-s1
RICOH デジタル一眼レフ PENTAX K-S1 レンズキット [DAL18-55mm] ブラック PENTAX K-S1 LENSKIT BLACK 06426
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2014/09/26
- メディア: Camera
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僕が最初に購入した一眼レフです。
2000万画素、ローパスセレクター搭載で高い解像力を持ったPENTAX入門機です。
世界最軽量を謳っているくらい軽い一眼レフでした。
写りはかねがね良好で、色のメリハリがしっかりとついた画を写せたなぁと思います。
基本的に使いやすさもかなり高かった思い出があります。
今考えるとAPS-Cで2000万画素というかなりバランスのいいスペックです。
リミテッドレンズと組み合わせればK-3よりもバランスがよかったのでは無いでしょうか。
K−s1で撮影した写真はこちら
当時世界最軽量を売りにしていた機種で、バッグにも余裕で入りきる小ささです。
しかし、色のメリハリのある綺麗な画が撮れていたかなと思います。
PENTAX独自機能のローパスフィルターにより、フィルター効果をON/OFFできます。
ボディ内手ぶれ補正機能も付いており、機能面で不足を感じることはありませんでした。
また、ファインダーも上位機種と同じく視野率100%で非常に見やすいものでした。
操作性の面では変わった面が多かったK-s1ですが、
GRのように、大体の事は右手で操作できるように作られていた気がします。
絵のクオリティはK-3と大差なく、非常に解像感の高い画像が撮れていたかなと思いました。
PENTAXのカメラは青空が非常に綺麗に撮れた印象があります。
K-s1は解像感もしっかりしており、好感度もiso3200くらいまでは常用でした。
PENTAXは機種が少ないこともあり入門機種にも様々な機能がふんだんに搭載されています。
非常に軽くミラーレス一眼のように使うことができる稀有な存在かと思います。
今は後継のK-s2が防塵防滴機能も付いてよりアウトドア向けなスペックを確保しているようです。
ただ僕は首から下げる際に1.5キロくらいでも平気だということに気がついたので
上級機を購入することになりました、個人的には70点なカメラでした。
PENTAX K-3
PENTAX デジタル一眼レフ K-3II ボディ GPS内蔵 ローパスセレクタ 最高約8.3コマ/秒 16162
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2015/05/22
- メディア: Camera
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K-s1の次に使用した一眼レフです、2014年当時はPENTAXの上級機でした。
2015年の記事はほとんどこのカメラを使用して描かれています。(上のは後継のK-3Ⅱです)
2400万画素ローパスセレクター搭載で文句なしの解像力。
カメラとしての基本性能が非常に高い割にはリーズナブル、他社では10万越えの機能が
8万円ほどで全部搭載されていました、2016年現在は上位機種K-3Ⅱが販売中。
防塵防滴機能、SDカードデュアルスロット、ボディ内手振れ補正などを搭載。
K-3はとにかく操作性が良く、撮影モードも豊富なので初心者から上級者まで楽しめる
そんなカメラだったと思います。
K−3で撮影した写真はこちら
PENTAXは色のメリハリが非常によく、風景を撮るのに向いているといわれています。
また、本体のサイズが小さく重量も抑えられているので、登山などには向いています。
とにかく空がすごく綺麗に写るカメラだったなという印象。
稜線上ではHD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limitedを利用しています、
軽量な広角レンズで持ち運びも非常に楽、登山ではぜひ持っておきたいレンズの一つです。
山頂や稜線から広大な景色を切り撮るためには必須のアイテムではないでしょうか?
唯一の欠点はF4という暗さですが…。
広角のレンズであれば常念から見る槍ヶ岳のモルゲンロートも全容を写すことができます。
感度ですがiso3200付近まではノイズが気になる感じはありませんでした。
ファインダーも非常に見やすく、見たままの画が撮れる感じでした。
ライブビューを使用すると撮影時の暗さや明るさがそのまま見えるのは重宝しました。
APS-Cで一眼を検討する場合は筆頭に上がるカメラです。
このサイトの初期の写真を撮影してくれたK-3、とにかく使い勝手がいいカメラでした。
右手で大体の操作ができてしまっていた気がします。
HD PENTAX-DA 35mm F2.8 Macroなど解像力に優れたレンズもあり、
風景撮りには最適なカメラの一つです。
岩場の写真ですが、水に濡れた岩の表面の明暗を綺麗に描いています。
風景を取るならPENTAXと言われる所以を存分に楽しめる名機だと思いました。
APS-Cで最もお勧めできる一眼レフだと思います、個人的に100点でした。
PENTAXからは現在K-70,K-3Ⅱといったアウトドア向けの一眼が出ているので
そちらを検討するのがいいかもしれませんね。
NIKON D810
K-3の後に購入した一眼レフです、NIKONの上級機になります。
3600万画素のフルサイズセンサーを搭載した高画質モデルとなります、
NIKON最高画質の売り文句の通りの素晴らしい解像力・色の美しさを持ちます。
AF機能もPENTAXよりもかなり強く、AFが迷う事は全くありません。
高感度の性能も非常に高く、僕はiso12800でも問題なく使えると思いました。
解像力・高感度・AF性能全てが凄まじいレベルです、画質を求めるあなたに。
D810で撮影した写真はこちら
流石フルサイズ、階調がとても豊でダイナミックレンジも非常に広くなっています。
解像度も凄まじいレベルです、色もK-3より綺麗に出ていると思いました。
究極の風景写真カメラと言われていましたが、確かにと頷くような説得力があります。
写真を撮ることが楽しくなるカメラと言われるD810ですが、
購入後はとても登山に行きたくなりました、何を撮っても綺麗です。
NIKONは黄色く写ると聞いていましたが、新しい画像処理エンジンのおかげで非常に
クリアな色味になっております、使ってて黄色いと思った事はない。
一際立体感を演出する解像度、使っていてどんどん撮りたくさせてくれる素晴らしいマシンです。
iso感度の変更が左のボタンとダイヤルになっていたり、
ホワイトバランスのショートカット位置に戸惑いを覚えたりもしましたが、
PENTAX使用者でも慣れることができました。
遠景もこの通り綺麗な解像感を見せてくれます。
フルサイズなのでK-3に比べた時に情報がぎっしり詰まっているなと感想。
結構暗い状況だったのでiso感度をあげたのですが素晴らしい解像度とノイズのなさです。
常用iso12800はK-3から考えると次元の違いを感じるレベルだったのは間違いありません。
こちらも高感度で撮影を行っていますが、iso12800まではノイズが気になりません。
NIKKORレンズのラインナップの豊かさとコストパフォーマンスの良さ
特に単焦点はF値1.8の物が20/24/28/35/50/85と用意されていることはありがたいです。
今は24mm/35/45mmを使用していますが、山行きでは標準〜広角は重宝します。
レタッチの耐性も非常に高く、風景取りでは今随一のカメラではないでしょうか。
個人的には120点、大満足のカメラであることは間違いありません。
D810ですが高画素機で画素ピッチが狭い機種となるので、
できれば単焦点レンズで運用をしたいところです、高画素機であるためブレが発生しやすいのは注意。
僕は単焦点レンズのみで運用を行なっています。
GR
RICOH デジタルカメラ GRII APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175840
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2015/07/17
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登山中よく「2カメ体制ですか?」と聞かれますが
一眼を取り出すには大変な時に片手でパシャっと撮るために使用しています。
一眼レフもびっくりの高画質とボケを持った、最強のスナップシューターです。
ボタンカスタマイズも非常に豊富で、本当に写真好きな人向けに作られたんだなという機種。
画角は28mm単焦点となっており、ズームなどはありません。
僕はあまりズームを使うことがないので、あらゆる場面で程よく映る28mm単焦点は
とても重宝してます。
GRで撮影した写真はこちら
GRはAPS-Cサイズのセンサーと広角28mmのレンズを搭載した単焦点コンデジです。
一眼にまったく引けを取らない綺麗な写りと解像度を持っています。
周辺減光量を簡単にいじることができたり、多くのエフェクトモードを持っており
スナップを撮るのには最適なカメラの一つだと思います。
開放から非常にシャープ、ローパスフィルターレスな事もあり高い解像力をもっています。
ボケも非常に美しく写ります、色味は落ち着いた雰囲気に調整されていますが
RAWで撮影した後に調整をするとかなり鮮やかな色味になります。
何を撮っても「かっこいい」と思えるような写真を一番多く出してくれます。
マクロモードでの撮影時もしっかりと被写体に寄ることができます。
燕岳のコマクサ撮影などでも非常に重宝しました。
遠景を撮影しても木々の陰影をしっかりと描いてくれます。
色味が少し緑と青に寄る感じがありシックな写り方をするのがGRかなと思います。
良く街や人工物を撮影してる人が使っていますが、山でもしっかり使えます。
一眼レフのように巨大な物ではないので、ポケットに入れて機動力抜群です。
足場が危うい時でも片手でサッと出して撮影できるのはとても嬉しい。
手振れ補正はありませんが、ないから困った事は特にありません。
大体SS1/80以上でiso対応してますが片手で撮影しててぶれた事はそんなにないかな。
写真を撮る楽しさは他の機種よりも全然あるという非常に楽しい機種です。
GRで気に入ったのはエフェクトの細かい設定変更が可能ということです。
クロスプロセスモードもイエロー・マゼンタ・シアンと色味を選べたり、
周辺減光の量をエフェクトで変えることが可能です、これが本当に楽しい。
クロップモードで35mm/47mm相当の画角にする事も可能で、撮影の幅が広がります。
起動も凄く早いのですが、背面液晶がとにかく綺麗です、PENTAX系の機種では一番?
とにかく写真を撮るのが楽しくなるカメラなのは間違いないでしょう。
個人的には120点なカメラ、こちらも引き続き使い続けるでしょう。
レンズに関して
カメラを買ったらもちろんレンズを買わなくてはなりません、
僕は山には焦点距離の違う単焦点レンズを2本か3本持ち運んで撮影をしています。
良い画で残したいなと思った結果、画質のいい単焦点レンズを持ち運ぶことに。
・HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited
PENTAX リミテッドレンズ 超広角単焦点レンズ HD PENTAX-DA15mmF4ED AL Limited ブラック Kマウント APS-Cサイズ 21470
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: Camera
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PENTAXの超広角単焦点レンズになります。
APS-C専用のレンズで、35mm換算で23mm相当の画角になります。
PENTAX特有のHDコーティング技術が使用されており、極めて高い逆光性能を持ちます。
また、色乗りがとても良く青空がめちゃくちゃ綺麗に出ます、発色がとにかくいい。
山で使っている時にフレアやゴーストに悩まされることはあまりありませんでした。
基本的に山頂や稜線に上がったら使用するレンズというイメージです。
大雪山旭岳の山頂から先ではずっと使用していました、北海道は広大な景色が多いので
カメラになるべく広く写そうとすると必然的に広角のレンズが必要になります。
レンズの特徴として中心部の高い解像力と色乗りの良さがあるのではないでしょうか。
一面に広がるチングルマの群生を撮影するのにも重宝しました、
広い風景を切り取ろうと思えば絶対的にお勧めしたいレンズです。
大朝日岳でも活躍してくれました、大朝日岳ではこのレンズを持っていて本当に良かったです。
とにかく青空が綺麗に写るし、それぞれの色の発色も抜群に良いレンズです。
山頂でのジャンプ写真を撮るときも重宝します、
画角が広いのでカメラから離れなくても被写体が小さく映るのは狭い山頂では有利です。
PENTAX特有のHDコーティング技術のおかげで逆光耐性も非常に高いです。
また、非常にサイズが小さく軽量であることも登山においてはアドバンテージとなるでしょう。
K-3との組み合わせではメリハリが効いてとても好きな画をたくさん生み出してくれました。
登山というアクティビティのために生まれてきたんじゃないかと思うようなレンズです。
個人的には100点のレンズでした。
・HD PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro
PENTAXの標準単焦点レンズです、35mmという焦点距離ですが
こちらもAPS-C専用レンズになるので実際は50mm付近の画が撮れます。
標準単焦点としての機能とマクロレンズとしての機能を兼ねており、
最短焦点距離が0.139mと非常に短く、被写体にほぼ接写した状況でも合焦します。
解像度も非常に高いため、一部の人からは神レンズと呼ばれてるとかいないとか。
開放で撮影していますが、開放から非常に解像します。
背景のボケも僕的には満足でした、被写体が浮き出るようにしっかりと撮影できます。
こちらのレンズもHDコーティングがされているため非常に強い逆光耐性を持っています。
快晴の燕岳でもフレアやゴーストに悩まされることはありませんでした。
大天井岳からのご来光撮影時にも、太陽を正面にしているにもかかわらず
非常に綺麗に空を撮ることができました。
接写にも非常に強いという特性があるので、キノコ・花・紅葉で大活躍しました。
登山では稜線に出るまではずーっとこのレンズをつけていることがほとんどでした。
それだけ汎用性が高く扱いやすいレンズです。
15mmと同じく非常に軽量な作りをしているので、PENTAXを使用するのでれば
ぜひ押さえておきたい一本ではないでしょうか?
僕はこの35mmと15mmで殆どの山を過ごしています、個人的には90点なレンズでした。
SIGMA 単焦点広角レンズ Art 35mm F1.4 DG HSM キヤノン用 フルサイズ対応 340544
- 出版社/メーカー: シグマ
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PENTAX純正には存在しない35mmF1.4という明るさを持った単焦点レンズです。
SIGMA Artラインでも非常に評価が高い銘レンズとのこと。
凄まじい解像力とF1.4の凄まじいボケが特徴です、特に開放から凄く改造するのは驚きました。
クリアで非常に透明感のある写りで、PENTAXのレンズよりはクールな感じです。
重量があるのが難点ですが、解像力を求める人には是非オススメしたいです。
大朝日岳ではこのレンズと前述のHD 15mmが大活躍してくれました。
樹林帯では抜群の解像力を持つこのレンズが草木の造形を余すところなく写してくれました。
曼珠沙華を撮りに行く際も重宝しました。
花の細かいディテールをしっかりと描きだしてくれていたなぁという感想。
木漏れ日の中でもF値を小さくして撮影できるのは重宝しました。
逆光にもしっかりと対応可能です、紅葉や新緑の時に積極的に日光と葉を撮りに行けます。
近景遠景共に素晴らしい解像度で、使っているだけで楽しいと思えるレンズでした。
F1.4の明るさと解像力を兼ね備えたレンズはこれだけなので非常に重宝しています。
マウント交換サービスを利用して今はNIKON用として活躍しています。
個人的には95点のレンズでした。
NIKON F1.8シリーズの単焦点レンズになります、シリーズの中では最新型。
F1.4のレンズに次ぐ明るさと高い解像力を兼ね備えています。
ナノクリスタルコーティングで高い逆光耐性を持っていることも特徴で
フレアやゴーストに非常に強いと思います。
広角レンズですが近景になると非常に綺麗なボケが見られるようになります
最短焦点距離も短く、山で接写したくなった時も特に不満はありません。
AF精度は純正なので心配は全くありません。
20mmと28mmの間にある焦点距離ですが、自然な感じに撮れる広角レンズです。
甲斐駒ケ岳山頂から富士山、北岳、鳳凰三山を入れたカット。
これまで使っていたHD15と同じ使い方をすることができます、解像度が高く色もクリアです。
歪みもなく葉っぱの一枚一枚を綺麗に描き出してくれます、
曇りの日でもF値が明るいのでisoを上げることなく撮影することが可能です。
絞り開放の状態から高い解像力を発揮してくれます。
NIKONのレンズは鏡胴がプラスチックなのですが、おかげで大口径単焦点の割には
かなり軽量に作られています、SIGMA 35mmと同じくらいのサイズですが全然軽い。
上を向いて撮影しても白っちゃけることも全くありません。
フルサイズカメラになったということもあり、全体的に一回り綺麗に写るようになりました。
解像度とボケの美しさによって立体感が非常に引き立ちます。
広角ではあるのですが、35mmのように自然な感じに撮影することもできれば
山頂で広い面積を撮影することにも使える使い勝手があります。
1.8シリーズは高い描写性能とコストパフォーマンスに優れた
すばらしい単焦点レンズ群だと思います、1本持っていても絶対に損しないと思いました。
個人的に100点なレンズです。
Tamron SP 45?MM F / 1.8?Di VC USDレンズfor NikonカメラTamron tap-inコンソールレンズアクセサリfor Nikonレンズマウント
- 出版社/メーカー: Tamron
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NIKON Fマウントに移行した後、標準画角のレンズを探していた時に購入しました。
高画素時代のカメラに対応する高い解像力や手振れ機能を内蔵した優秀なレンズです。
Fマウントで50mm付近だとこのレンズ以外に選択肢に上がるのは
・af-s nikkor 50mm f/1.8g
・af-s nikkor 50mm f/1.4g ED
・af-s nikkor 58mm f/1.4g
・SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art
の4本になるのではないかなと思います。
Tamronのレンズは最短焦点距離29cmと短いこともあり
登山ではよく花やキノコを撮影するのでその際に便利だと思い購入。
同時発売の35mmに比べると解像度が高いように調整されているとのこと。
ちなみに焦点距離45mmで50mmの画角よりも若干広い感じになっています
山だとの5ミリが割と効いてくるなーという感じでした。
明け方の甲斐駒ケ岳の紅葉、かなり暗い状況でうまく取れるか心配だったのですが
とても鮮明で色鮮やかに撮ることができました。
50mm付近の画角だともうちょっと下がったほうがいいかな?ということが多かったのですが
このレンズにしてからはその「もうちょっと」がカバーされるようになりました。
つまり使いやすいということです。
開放で太陽を正面から写してしまったのですが、ゴーストがとても小さいような気がしました。
色乗りの良さはHD15に通じるものがあり、青空がとてもきれいに映ります。
解像度やボケのきれいさ共に僕は満足できるもので、登山口から山頂までの標準レンズ
ということでいまも活躍してもらっているレンズです。
赤や青の色が濃厚できれいに出るなーという印象を持ったレンズでした、
35mm/50mm付近はラインナップが豊富で迷うところですが、個人的に大好きなレンズです。
こちらのレンズも文句なしで95点です。
SIGMA 単焦点広角レンズ Art 35mm F1.4 DG HSM キヤノン用 フルサイズ対応 340544
- 出版社/メーカー: シグマ
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PENTAXで使用していたレンズをマウント交換に出してNIKON用にしてもらいました。
実際やった人の日記とか少ないので書いておくと、預かり後2週間程度で返却。
このレンズは15000円程度の交換費用となりました、写りは相変わらずシャープです。
マウント交換を利用すると新規で保証期間が半年付いてきます。
D810につけて使用しています、クリアな画質は相変わらず。
フルサイズだと本来の35mmという焦点距離になりますが、これがすごく使いやすい。
程よい画角を持っているのでほとんどつけっぱなしで歩くことができます。
解像のシャープさもありますし、明るさがF1.4もあるのは本当にありがたい。
開放でも解像するので、暗いところでも助かっています。
全体的にディテールが多い場所でしたが、微細なところもちゃんと描いてくれます。
玉ボケも綺麗に出ます、山を登ってるとこういうショットはよく撮りますが
このレンズはちゃんと対応してきてくれます。
色乗りはクールな雰囲気ですが、切れ味のある画を撮るにはもってこいなレンズ
多少重量がかさばってしまうところと、解像度とボケの差を気にする人はいるかも…
個人的には95点なレンズです。
僕が登山を始めた理由の一つにカメラを購入したというのがあります。
「せっかくGRを買ったんだから…」それがいつしか一眼を購入し、山に登り
旅行が好きだったこともあってドハマりしていくことになったのかなと。
写真の腕は素人なのでもっとうまくなりたいと思います。
ガジェット好きなのも相まってカメラを買うときに相当悩んだり、
家電量販店に入り浸ったりしたこともあったので、もし登山用のカメラで悩んでる方
一眼の情報を調べている方の参考に少しでもなればいいなと思います。
ちなみに最終的な僕の装備は
・D810
・AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED
・Tamron SP 45mm F/1.8 Di VC USD
・SIGMA 35mm F1.4 DG HSM(NIKON)
という形に収まっています、そのうちズームが欲しくなったら追加するのでしょうが
当分はこれらの装備で山を歩くかなーという感じです。
歩きながらなのでいい写真ばかりが撮れるわけではないのですが、
良い記録が残る様にがんばっていきたいものです。
皆さんも是非楽しい登山&カメラライフを。