Red sugar

山と写真とカメラが趣味の人にお勧めな登山ブログ、全国の山の登山情報と山岳写真情報を書いています

【北関東】みかも山、アズマイチゲとカタクリが踊る、万葉自然公園かたくりの里を巡る旅

2017_03_25_三毳山

2017年3月25日、栃木県佐野市にあるみかも山に行ってきました、標高は229mです。

みかも山は花で有名な山で、3月はカタクリとアズマイチゲが咲き誇り

多くのカメラマンや観光客で賑わいます。

関東随一のカタクリの生息地として、知る人ぞ知るアウトドアスポットなのです。

 

さて、桜の開花が差し迫った3月末、カタクリも開花を迎え、

みかも山のカタクリは地面を紫色に染め上げていきます。

花に彩られたみかも山は標高も低く花々もたくさん見ることができるので

初心者には絶対的におすすめできる名所。

僕もカタクリの花とアズマイチゲを楽しみにして、みかも山を歩くのでした。

 

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冬枯れで土気色に覆われ、落ち葉の煤けた香が充満する尾根道を歩き続ける

谷間の斜面に差し掛かったところで景色は一変し、

目を覚ましたばかりの、透き通るような初々しさを持った黄緑色の葉が地面を覆う。

咲いて1日か2日ほどのアズマイチゲとカタクリが足元を彩り、妖精の住処の彷彿とさせる。

 

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地面からすっと立ち上がった紫色の花々は太陽の光を浴び、透き通るような花弁を見せる。

万葉の里を彩る花々の祝祭は観光客を楽しませ、

万葉の頃よりの片栗の名所ここにありということを思わせるのであった。

 

はい、今回は栃木県佐野市にあるみかも山です、漢字で書くと三毳山。

関東平野の北端に位置する3.5kmほどの細長い山で最高標高は229m、

山全体が公園として整備されており市民の憩いの場となっています。

古くは万葉集にもその名前が出てくるみかも山、

様々な山野草が自生しており花の百名山にも選定されています。

 

時期によって様々な花が咲くみかも山、春はアズマイチゲやカタクリから始まり

ニリンソウやミツバツツジ、カンヒザクラからソメイヨシノと3月末から4月中まで

常に花が楽しめるという素晴らしい山なのです。

では早速、そんな花の百名山へ行ってみましょう。

 

 

1.みかも山について

みかも山へのアクセス

【電車:日比谷線】      上野→北千住  165円

【電車:東武線スカイツリー線】北千住→栃木  885円

【電車:JR両毛線】      栃木→岩舟  195円

帰りは逆ルートで上野に帰ります、岩舟駅からは歩いてみかも山に向かいます。

電車往復運賃 2,490円

車を利用する場合は東北道佐野ICを降りて「道の駅みかも」へ向かいましょう。

道の駅みかもが南側登山口になっています。

 

みかも山のコースタイム

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みかも山南口登山口11:00→三毳神社12:00→中岳山頂12:25→カタクリ園12:40-13:00→

青竜ヶ岳13:30→かたくりの里13:45- 14:50→かたくりの里管理所15:00

合計登山時間4時間 いろいろ遊んでも半日あれば回ることができます。

 

2.みかも山登山口へ

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2017年3月25日、午前10時30分、道の駅みかも。

電車で来ることも可能な三毳山ですが今日は車でアクセスとなりました。

みかも山は高速を降りてすぐの所に大きな道の駅が併設されております。

到着したらまずここでご飯を食べたりするのも良いでしょう。

 

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道の駅みかもは売店の他レストランも併設されています、観光ハイキングにはもってこい。

 

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売店ではちみつチキン的なお菓子を買いエネルギーチャージです。

食堂には佐野ラーメンとか食欲をそそるメニューがたくさんあったのですが、

今回は泣く泣くスルーです。

 

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小腹を満たしたらみかも山登山口へ向かいます、

駐車場からみかも山の入り口を目指し、公園の中を抜けていきましょう。

 

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みかも山公園には立派なトイレとか、管理小屋があります。

 

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みかも山の地図はこちらの看板を撮影するのがいいです、

もしくは下記のみかも山のサイトから入手してください。


この山は里山らしくコースが非常に多いのですが、

最初におすすめするのは南北に抜けていく縦走的なルートです。

 

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地図はすべて写真に取る、スマホでもいいです。

重要そうな看板は撮影しておいてあとから読めるようにしておくと何かと便利だったりします。

 

3.みかも山登山開始

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午前11時00分、三毳山登山開始です。

園内の標示に従いまずは中岳山頂を目指します。

 

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みかも山を周遊する汽車型のバス「フラワートレイン」です、

多くの子供や家族連れがこのバスに揺られてみかも山を巡ります。

 

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いろんなカラーリングがあるようです、全部でいくつのカラーあるんだろう?

河津桜の隣を走るコスモスですが、サクラのほうがこの時期はいいんじゃないかと思ってしまう。

 

ツツジと桜が咲き誇る

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ツツジが咲いていました、幸先がいいですね。

今日の主役であるカタクリに行く前に河津桜やツツジが出迎えてくれます、これぞ花の山。

 

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4月はツツジの季節とも言えます。

アカヤシオやシロヤシオ、ミツバツツジは新緑へ向けて加速してゆく季節の合図です。

 

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山で見るツツジは上品。

 

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本格的な登りの前にしっかりと花を楽しんで置けるのもこの山のいいところですね。

 

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山桜も咲いており、あたりは紫色にピンクにと賑やかな景色。

残雪期か花かで迷いますが、初心者であれば花を選んで里山に行くのが正解だと僕は思います。

 

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さて、花を楽しんだら本格的な登りです。

まずは三毳山神社までの急登を一気に上がっていきます。

竹林などが左右に広がる男らしい一直線の登りを歩きます。

 

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曲がることなど一切ない男らしい登りです。

 

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途中階段もあったり…。

急ですが標高差がすごいある山ではないので、15分もしないでこの上りは終わります。

 

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足元にはスミレが咲いています。

小さい花なので見落としがちですが、こちらも春山登山を盛り上げてくれるお花の一つ。

 

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みかも山には様々な名石があるのですが、最初の石はどれだったんでしょう?

気が付かないうちに通り過ぎてしまったようです。

 

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男らしい上り坂を一直線に上がりきれば三毳山神社です。

神社まで登れば尾根に出たといえる道になります、あと一息なんで頑張りましょう。

 

三毳神社から中岳へ、現れるパラグライダー

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鳥居の後ろの階段に気がついた方は鋭いですね、すごい急な階段が最後に待ち構えております。

 

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午後12時00分、三毳山神社到着。

ここは桜の名所でもあり、以前三毳山に来たときはここで満開の桜を見ることができました。

今年はまだ桜の季節には早く、花は一切ありません。

 

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神社からは佐野市の景色でしょうか、だだっ広い関東平野の眺望が得れます。

 

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神社を過ぎたら中岳に向かって歩きます、第一目的地のカタクリ園に行くためにはまず中岳へ。

 

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三毳山は途中にパラグライダーの練習場があり、

丁度今一人の戦士が大空へ飛び立とうとしていました、中々風が出ない中待つこと数分…。

 

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TAKE OFF!!!

勢い良く走り出しみかも山から離陸していきます、周りで見ていた登山客は皆拍手喝采です。

 

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すぅーーーーーっと駆け抜けてゆくパラグライダー、気持ち良さそうだ。

みかも山周辺の農地に着陸ポイントがあるのでそこに向かって飛ぶようでした。

 

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栃木の空へ消えてゆくパラグライダー。

 

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いつしか僕らよりも全然高度をあげているのでした、

アルプスとかをああいう乗り物で飛び越せたら楽しそうですね。

 

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さて、気を取り直して中岳頂上へ、ここからカタクリ園へ向かう分岐を辿ます。

 

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東駐車場方面、カタクリ園の方面に降ります。

 

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降りるとすぐにカタクリの咲く斜面が現れます、あたり一面にカタクリが咲いている。

 

カタクリの園でカタクリを愛でる、満開の花々

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カタクリの園はみかも山にある2つのカタクリスポットの一つ、

カタクリの群生を心ゆくまで楽しむことができます。

ここでカメラを最大限楽しもうとするのであれば、望遠レンズは必須です。

200mm以上あるレンズだととても楽しい時間が過ごせることでしょう。

 

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きれいな紫の花がそこかしこに咲いています、カタクリは太陽の花がなければ花が開きません。

なので最も美しいカタクリを見るためには晴天の日の午前中が最も良いでしょう。

 

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みかも山の登山道には多くのカメラマンがしゃがみ込み、

必死でカタクリの撮影を続けていました。

僕は望遠レンズがないので奥さんのコンデジを拝借、

光学30倍ズームでカタクリを頑張って撮影します。

 

花を取るのであればズームやマクロが必要だということがよくわかりました。

 

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春の妖精の名前に相応しい可憐な姿がそこかしこに、最高ですね。

春植物を表すスプリング・エフェメラルは春の妖精とも呼ばれます。


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太陽光を浴びてこそ輝く花だと思うので、

カタクリを見に行くのであれば休んででも晴れている日に行くことをおすすめします。

 

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あたり一面にこんな感じで咲き誇っています、

関東エリアでは随一のカタクリ鑑賞ができるのでとてもおすすめ。

 

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晴れている日の午前10時くらいが一番きれいにカタクリを見れる時間じゃないでしょうか。

カタクリは気温により開きが違うため、曇の日や寒い日に見に行ってもあまり意味がありません。

 

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このあとみかも山北側にあるかたくりの里でもカタクリを見ることができます、

みかも山はこの2つの場所以外でもカタクリを見ることができるので、

いろいろなコースを歩いてみることをおすすめします。


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カタクリは長持ちする花ではない上に、開花後の土日で晴れるのは結構レアです。

なのでみかも山を狙う場合はSNSなどで逐一状況を確認するのが確実です。

 

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カタクリの里の隅っこに一輪咲きの椿が、バラの一輪挿しみたいですね。

 

青竜ヶ岳からカタクリの里へ

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休憩所の近くではイチリンソウなどを見ることができます、

今回はまだ開花前で見ることができませんでしたが、

4月に入ればカタクリとの共演を見ることができます。

 

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カタクリの里を鑑賞後は青竜ヶ岳へ向かいます、強そうな名前ですが標高は220m程度となります。

 

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道中の足元にも春がたくさん、スミレやキジムシロが足元を彩ってくれています。

 

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カタクリ以外にも様々な花を楽しめるみかも山、何種類の花を見れるかチャレンジするのも一興。

 

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マクロレンズがあると楽しめる場所です。

春の花は小さくて可憐なものが多いので、接写できるカメラがあると楽しいでしょう。

 

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ツツジも咲いていました、みかも山って温かいんです。

 

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いまいちピンとこない名所の数々を抜けて山頂を目指します。

 

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カタクリの時期は緑もへったくれもないので、尾根道は見るものがありません。

 

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三毳山にも積み石が。

 

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午後1時30分、青竜ヶ岳到着。

電波塔的な設備が見えたら山頂到着の合図です、多くの方が休憩をしています。

 

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カタクリの時期は霞空となっているため、中々遠方までの展望はありませんが、

関東平野のだだっ広い景色を感じることは出来るでしょう。

遠くに赤城山が見えたりもするんで、色々山を探してみてください。

 

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晴れていても空が白い、しばらく空を見続けたらカタクリの里へ向けて下山します。

 

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指導標に書かれている管理センターを目指して下山しましょう。

 

カタクリの里でアズマイチゲとカタクリを見る 

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指導標に従って降りると階段が現れます、

カタクリの時期であればたくさんの人がいるのでそれも目印に。

階段が現れたらカタクリの里の始まりです。

 

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「え、カタクリじゃない花が満開なんだけど…」到着してみたら驚くべき光景が。

カタクリを覆い尽くすばかりのアズマイチゲがあたり一面に咲いています。

 

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前回訪れた時はアズマイチゲの姿はほとんど無く、カタクリがメインだったので驚きです。

 

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カタクリの里には沿道にアルビノが生えるポイントがあります、

見つけづらいですが探してみてください。

曼珠沙華やミヤマシオガマでも思いましたが、真っ白な花を見つけるとテンション上がりますね!

 

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白と紫のコントラストが非常にいい。

しかし、この時咲いていた白いカタクリはこの一輪だけのようでした…、

普段ならもっと咲いているとのことです。

 

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紫色の花に囲まれて、スッと咲いている白いカタクリはとても印象的でした。

 

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アズマイチゲは大フィーバー。

背景のアズマイチゲが白い玉ボケになるくらいたくさん咲いています。

これが今回のみかも山の嬉しい誤算で、カタクリ以上に美しい光景を創り出してくれていたのです。


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カタクリとアズマイチゲの共演は本当に美しく、来年もこれを狙いたくなる。

河津桜やソメイヨシノを眺める登山に匹敵する満足度がある。

 

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アズマイチゲはキンポウゲ科イチリンソウ属、

カタクリと同じくスプリング・エフェメラルと呼ばれる春植物の一種です。

ちなみにイチリンソウ属ですが、イチリンソウとは違う花です、ややこしい。

 

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大きな白い花を太陽に向かって広げるアズマイチゲ、

所々に現れる紫のカタクリ、緑の絨毯の上はパーティ状態です。

 

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花々の競演に沿道はカメラマンで溢れかえる。

 

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カタクリ園ではカタクリのみでしたが、カタクリの里では花のバリエーションがあります。

また、適度な岩などもあり景観の種類が豊富です。

 

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カメラを持っているならばぜひ訪れてほしいスポットですね。

 

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カタクリ三昧の一日です、関東随一のカタクリ園というのも納得。

 

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白と緑のコントラストが眩しいアズマイチゲも本当に綺麗ですね。

アズマイチゲが終わったあとにはニリンソウなどが始まるそうです。

 

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春の妖精達を撮影していると時間を忘れてしまう。

 

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午前中のベストタイムにこちらを歩くのも良いでしょう、

日の光を受けた花々は透き通るように輝きます。


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これでもかというくらいカタクリを撮る。

 

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まだまだ撮影する。

 

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春の妖精という言葉がしっくりくる姿でした、もうしょぼい花なんて言わせない。

 

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今年も最高のカタクリを見せてもらいました、本当にありがとう。

 

栃木花センターと岩舟フルーツパークへ 、とちおとめジェラートを食す

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手軽に花を楽しめ、ハイキングも楽しいなんて三毳山は本当にオススメできる場所です。

 

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イベント小屋では写真展をやっていました、

帰りは栃木花センター方面へ向かい、

岩舟フラワーパークでとちおとめジェラートを食べるのでこのまま下山することにします。

今日のメインイベントはとちおとめジェラートと言って過言ではない。

 

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管理事務所前には水芭蕉の群生地があります、

キャベツ畑みたいになった水芭蕉達、今日は花三昧。

 

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こちらも咲いたばかりで、美しい白い花があたり一面に広がります。

 

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午後3時00分、下山完了。

管理事務所では周辺スポットの案内などを配っているので、

この後の食事などを考えている方はよっておきましょう。

 

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ここからフラワーパークへ向かうのが少し難儀するところ、

車道沿いを歩き続ける必要がありますトラックの往来が激しい道なので、歩くのには注意しましょう。

 

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慈覚大師円仁誕生の郷の案内を見たらそれに従います。

 

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あとは農道をひたすら歩き続けましょう。

 

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農道をあるき続けると栃木花センターへ、花で始まり花で終わる一日。


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こちらは園芸品種の花がところ狭しと咲いており、

ちょろっと立ち寄ってもいいかなと思えるスポットです。


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フラワーパークの向かいには岩舟フルーツパークがあります。

ここで本日のデザート、とちおとめジェラートを楽しみたいと思います。

 

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こちらがとちおとめジェラート、

新鮮なとちおとめを目の前ですり潰しミルクアイスとミックスしていく様は一見の価値あり。

出来上がったいちごジェラードは至高の味です、

ミルクアイスとイチゴの奏でるハーモニーは完全調和している!

 

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とちおとめジェラートを満喫した後は道の駅みかもへ向かって戻ります。

後はみかも山公園内に入り、フラワートレイン用の道を辿って帰るのみ。

 

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途中桜が満開になっていました、河津桜でしょうか、にしても時期が違うような?

ソメイヨシノみたいに白っぽい花びらが綺麗です。

 

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ツツジと桜で始まり、カタクリとアズマイチゲで盛り上がり、水芭蕉と桜で終わる1日です。

 

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これでもかというほどに花を眺めれる山、春のみかも山は素晴らしい。

 

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午後4時50分、道の駅みかも到着。

スタートから5時間ほどが経とうとしています、半日程度の山歩きですが

観光もできて本当に満足感に溢れる1日でした。

そして最後に現れる梅の花。

 

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この日の終わりは桜ではなく梅の花でした。

 

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花を追いかけ続ける1日、カメラがあると最高に楽しめます。

 

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最後に道の駅みかもでいちごを買って帰ることにしました。

道の駅にはいたるところに「とち介」というゆるキャラのイラストが。

佐野市のキャラクターである「さのまる」じゃないんですね。

 

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道の駅にならぶ新鮮なとちおとめを購入し、この日の登山の終わりとしました。

ちょっとお高いスカイベリーはすでに売り切れていたため、

スカイベリーが欲しい方は登山前に購入することをオススメします。

 

4.みかも山登山を終えて

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万葉集にもその名が乗る花の名所、みかも山。

カタクリの時期であれば間違いのない景色が広がる関東随一に花の山です。

春の妖精たちが眠る場所は、季節が来れば妖精たちの狂乱の宴を見ることができます。 

 

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アズマイチゲの新鮮な緑と透き通るような白い花びら、

宝石のような輝きを誇るカタクリなど、春の花を楽しむ道楽がここには詰まっています。

標高もそこまで高くなく、ハイキング気分で歩くことができるので、老若男女問わずオススメできます。

 

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太陽の光を浴びてはなびらを大きく広げたカタクリの美しさは、

夏の高山植物にも通じる美しい見た目です。

春を感じる花旅をするには最高の山だと思いますので、3月末はぜひ三毳山に行ってみてください。

 

人生最高の山は続く。

 

みかも山の地図はこちら

 

栃木百名山ガイドブック 改訂新版

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普段履として購入したモンベルの靴で歩きました、低山歩きに一足あると便利です。

モンベルの靴はコストパフォーマンスが非常に良いです、ゴアテックスも入ってるのでオススメ。

 

コンデジを使用しました、望遠レンズか光学ズームのあるレンズを持っていくことをオススメします。