【登山まとめ】春山始まる、花を愛で季節を感じる春のオススメ登山スポット5選
2017年も4分の1が過ぎようとしています。
嘘、私の一年早すぎと思うのですが3月に入れば雪山のシーズンは終わり、花の季節がやってきます。
登山を始めて一年を過ごすと3月4月は意外と山はオフシーズン、
外に行きたくてもなかなか行く場所が無いなということはないでしょうか?
少しの間登山を続けてきて、3月4月の定番スポットをいくつか回ったので
今回は関東周辺の春のオススメ登山スポットを紹介します。
今年から登山を始めようと思っている人には是非ともオススメしたい
春の花を感じ、確実に撮れ高を獲得できるカメラスポットを含めたご紹介です。
それでは早速行ってみましょう。
目次
- ■三毳山(みかもやま)、カタクリを愛でよう!
- ■西丹沢檜洞丸(ひのきぼらまる) 、ミツマタの山!
- ■高尾山~陣馬山、桜とツツジの名所!
- ■筑波山、梅の季節は最高の時期の一つ!
- ■高水三山、奥多摩の新緑に癒されることまちがいなし!
■三毳山(みかもやま)、カタクリを愛でよう!
栃木県佐野市にある三毳山です、標高は229mで3月下旬カタクリの花で覆い尽くされます。
少し遅めの時期に行けばカタクリの咲く反対側には桜が咲くようになるので、
桜とカタクリを同時に眺めることが可能です。
電車でアクセスしても車でアクセスしても楽しい場所です。
初めてみかも山を訪れたときはなにもわかっていない小僧でした、
いまならもっと楽しめる気がする。
ということで今年是非いきたいスポットです、
時期になれば紫色のかわいい花で辺り一面が埋め尽くされます。
あたり一面の紫の妖精が楽しめます。
晴れている日にぜひ訪れてみてください。
早ければカタクリとアズマイチゲの共演を見る事ができます。
無事2017年再訪を果たしました、最新記事はこちら
この山の良いところは逆側まで歩くと桜があるというところです。
時期によってはカタクリを見てから桜をみるなんていう花と花をはしごする歩き方が可能です。
桜の花が開花した直後であれば、まだみずみずしい桜の花に心を癒されること間違いなし。
帰りは道の駅みかもに降りて美味しいイチゴを楽しんだりするのも一興です。
春の時期、低山ハイキングにはとてもおすすめです。
アクセス
【電車:日比谷線】 上野→北千住 165円
【電車:東武線スカイツリー線】北千住→栃木 885円
【電車:JR両毛線】 栃木→岩舟 195円
帰りは逆ルートで上野に帰ります。
往復運賃 2,490円
適期
3月20日〜4月8日くらいまで、開花状況は下記サイトをチェック
■西丹沢檜洞丸(ひのきぼらまる) 、ミツマタの山!
三月下旬の丹沢と言えばミツマタです、
蝋梅のように甘い香りがする黄色い花が辺り一面を多い尽くします。
檜洞丸ツツジ新道コースにあるゴーラ沢付近のミツマタは見事!
標高が高く、登山道も本格的なので初心者にオススメするのもどうなのかなと思ったのですが
ちゃんとした登山靴を持っていて奥多摩を何回か歩いていれば余裕で歩けます。
丹沢は奥多摩よりも川が綺麗で歩いていて楽しいので是非訪れてみてほしいです!
低山とは言えない檜洞丸ですが、西丹沢は奥多摩などと同じく、
多くの都内周辺の方が歩く最初のエリア。
登山道はよく整備されており歩いている方もたくさんいます。
ミツマタ目当てに来る方もちらほら
開花したミツマタはとても甘い香りがします、
春を感じさせる優しい花を愛でに西丹沢に赴くのもこの時期の一興ではないでしょうか。
西丹沢にある檜洞丸、ミツバ岳などは3月後半ミツマタが開花します。
檜洞丸の標高は1,601m、初心者が訪れるには少し本格的な山です。
丹沢エリアのさらに奥にある西丹沢は一歩踏み込んだ山歩きをすることができます。
時期的にミツマタは3月、西丹沢自然教室のブログで開花状況を確認できます。
山頂には年によっては雪が残っていることもあるでしょう。
コース的には西丹沢自然教室を出発し、犬越路から下山を行うと充実した感じになります。
犬越路の下山は路が少し細く、滑落する危険のあるポイントがいくつかあるので注意してください。
アクセス
【電車:小田急線】 新宿→新松田 780円
【電車:JR御殿場線】新松田→谷峨 200円
【バス】谷峨→西丹沢自然教室 760円
往復運賃 3,480円
午前7:40分の谷峨発のバスに乗れるようにしましょう、それ以降だと帰りがきついです。
適期
3月中旬〜4月上旬 ミツマタの開花情報は下記サイトをチェック
■高尾山~陣馬山、桜とツツジの名所!
八王子という駅名をみたらすぐ後ろに高尾山がある、都内の方にとっては名前をよく聞く山ではないでしょうか?
しかし陣馬山となると話は別です、奥高尾は一般人は歩いておらず、ハイカーたちの憩いの場。
静かな山登りを楽しむことが出来る場所です。
さて、春に高尾山から陣馬山の間にかけては花が咲き誇る旬な時期となります。
特に城山と影信山周辺は桜の花、梅、水仙、ツツジと色々な花をみることが出来ます。
何よりも主役である桜の花がとても良いです、静かな山の中で目でる桜には安心感を覚えます。
公園で宴会も良いのですが、純粋に花を眺めて写真を納めるというのもとても楽しい行事だったりします。
高尾山方面からのアクセスが楽です、高尾山は1号路を利用して登ると良いでしょう。
1号路が一番見所が多いです、山道は後でいくらでもみれるので、最初は観光!
高尾と言えば天狗、カメラがあれば2倍も3倍も楽しくなる山です。
木道はもちろん非常にしっかりと作られています、日本でもこんなに整備されている山はそんなに多くないと思う。
桜の花がたくさん咲いているのが特徴、登山と花見を一緒に楽しむことが出来ます。
桜の花の種類はいくつかあるみたいですね、山桜っぽいのもソメイヨシノのように白いのも両方みれます。
青空に桜、素晴らしい景色の一言です。
桜の花を愛でているだけで半日は過ごせそうなスポットです、陣馬山までいかずとも
城山周辺でお弁当を広げて花見するもよし、日向ぼっこをしてぬくぬく過ごすもよしな場所です。
小屋周辺では水仙の花や梅の花を見ることが出来ます、こちらは天然のものではありませんが
手をかけて育てられていることが人目でわかる位綺麗です。
梅は幾つかの種類が植えられており、花びらの数が多い種類が特に綺麗ですね。
紅梅や白梅がそれぞれちゃんと見れるので満足度はイチオシ。
そして陣馬山までたどり着いたとき、空に掲げられた鯉のぼりをみて人は歓喜の声を漏らすでしょう……。
季節を感じるということでは、この高尾~陣馬山は素晴らしすぎるものがあります!
東京都の西端、京王高尾駅にあるミシュランの星つきスポット高尾山です。
高尾山単体だと春に登る山としてはいまいち、実は陣馬山までの縦走路には桜並木や水仙といった花がたくさん咲いており、春の花見登山スポットとしてはかなりレベルが高かったりします。
時期がよければ城山から影信山までは桜、水仙、梅、ミツマタ、ツツジを見ることが出来ます。
高尾山から陣馬山まで歩くと15キロ近い距離となり、初心者にはちょっと酷かも?
途中で下山する道はたくさんあるので、疲れたら途中で降りてしまうのも手です。
おすすめは高尾山1号路を利用して観光気分で入山することです、藤野駅に下山する頃には心地よい疲れを足に感じていることでしょう。
アクセス
【電車:京王線】新宿→高尾 360円
【電車:JR線〜京王線】藤野→高尾→新宿 600円
往復運賃 960円 一日たっぷりと歩いて帰れます、それでこの値段。
適期
4月上旬 桜の開花状況は下記サイトとヤマレコをチェック!
■筑波山、梅の季節は最高の時期の一つ!
高尾山が都民の憩いのスポットで、筑波山は北関東を代表する登山とレジャーの山です。
一年を通して楽しめる遊びが揃っている筑波山、春の時期は麓の梅園がおすすめです。
日によっては麓で梅、山頂で霧氷などといったレアな景色が拝めるかも?
筑波山の梅園は梅の種類、本数ともに満足できる数があります。
背景に筑波山山頂を納めた梅のショットはド定番といえるのではないでしょうか。
白に赤に、おめでたい色に覆われ、優しい梅の香りに包まれましょう。
梅の時期とツツジの時期と紅葉の時期は筑波山が熱い!!
青空と梅を堪能しながら山頂を目指す、最初から満足度の高いハイキングが楽しめます。
時期によって山頂は霧氷に包まれることも、真っ白に染まった木々を眺めることが出来ればラッキーです。
白い紙に墨汁で描いたような景色を眺めるのも一興。
三月という少し天気が怪しい時期でもしっかりと楽しめます。
まだ筑波山を訪れたことがない方には是非とも梅の時期をおすすめしたいですね!
アクセス
【電車:つくばエクスプレス】秋葉原→つくば 1120円
【電車:バス】つくば→筑波山神社入口 720円
往復運賃 1,840円 ロープウェイに乗るなら追加運賃580円です。
つくばエクスプレス(TX)に乗っていける数少ない山となります!
適期
3月中旬〜3月下旬 梅の開花状況は下記サイトをチェック
■高水三山、奥多摩の新緑に癒されることまちがいなし!
最後は花などはありませんが、初心者ハイカーオススメのスポット、高水三山です。
奥多摩らしい樹林という単語がこのblogではよく出てきますが、奥多摩の入り口にあるこの山はそういった樹林をよく味わいながら
山のなかの神社を楽しんだりすることが出来ます。
本当に最初の、登山始めたての時に訪れてほしい場所です、それ以降は楽しめなくなってしまいます。
青梅線に乗り、山のなかの神社へ向かうというのが楽しい、境内の鐘はもちろん一突きしておきましょう。
だだっ広い関東平野を一望する眺望、本当に東京って平らなんだな……と言うことをしみじみと感じます。
ここで奥多摩とはいかなる場所か、奥多摩らしい杉林とは……、という経験をしておけば
今後南アルプスで辛い目に遭っても、「あと高水三山二個分歩けば山小屋だ……」等という計算が可能になり気分が幾分紛れるようになります。
最後に申し訳程度に出現する竹林など、楽しもうと思えばいくらでも楽しめる良い山ですよ。
アクセス
【電車】新宿→軍畑 920円
【電車】御岳→新宿 920円
往復運賃 1,840円 都内在住でハイキングを始めたらまずは奥多摩エリアの征覇をおすすめ!
適期
夏以外であればいつでもオススメできる山です、奥多摩入門編でもあるので
高尾の次くらいにさらりと歩いてみるのをオススメします。
まだまだ春山として歩けるスポットはたくさんあると思いますが、
登山を始めたばかりの方は、これからの時期是非とも花を追いかけて里山を巡ってみるのをオススメします。
高い山に登り汗水流して達成感を感じることと同じくらい、季節の最高の瞬間を追いかけることは楽しかったりします。
カタクリ、ミツマタ、桜、梅、ツツジ……春を代表する花を追いかけているうちに四月に入り
そしてアカヤシオツツジ、シロヤシオツツジへ、ツツジが終わればついに梅雨が始まり東北ではハクサンイチゲが咲き誇り
高山植物の季節が始まって行くのです。
花を追いかけるだけでいきたい山がどんどん増えてくるわけです。
今回紹介した山は、檜洞丸以外は標高も高くなく、多くの人が歩いています。
檜洞丸だけは少し難しいので、本当に初心者の方は高尾山やみかも山で足をならしてから歩くことをオススメします。
三毳山の地図に関して
三毳山は地図がなくても歩けます、現地で看板を撮影するのが一番いいかも
檜洞丸の地図はこちら
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高尾ー陣馬山の地図はこちら
高尾山と中央線沿線の山 陣馬山・生藤山・権現山・扇山・百蔵山・岩殿山・石老山・九鬼山など (ヤマケイアルペンガイド)
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筑波山エリアの地図はこちら
奥多摩エリアの地図はこちら
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オススメの登山グッズ
登山三種の神器といえばザック、登山靴、靴下かなと僕は思います。
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登山靴のフィット感を左右するのは実は靴下だったりします、FITSはフィット感と肌触りが良く
一年を通して使うことができるのでオススメです。
登山において水は命綱です、ペットボトル飲料を買うのもいいのですが、
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