Red sugar

山と写真とカメラが趣味の人にお勧めな登山ブログ、全国の山の登山情報と山岳写真情報を書いています

【東北】蔵王、山岳写真の最適練習スポットを楽しむ、晩夏の絶景登山

2018_08_23_蔵王

2018年8月23日、山形県と宮城県の県境に位置する百名山「蔵王」に登ってきました。

標高は1,841mです。

 

蔵王と言えばお釜と樹氷、お釜のある位置は宮城県、最高峰は山形県。

一つ言えるのは車でアクセスが容易で撮影スポットとして抜群の景観を持っていること

これだけは蔵王の大きな魅力として言える事でしょう。

エコーラインを利用して蔵王刈田岳駐車場に停めれば刈田岳山頂は徒歩5分。

そして熊野岳山頂も1時間以内という素晴らしい環境が蔵王の稜線には広がっています。

 

さて、今回は登山というよりも山岳写真での撮影というか

朝の撮影で蔵王に行ってみて、そのまま登山してみたという記事です。

朝の蔵王ではどういう景色が見れるかという事を時間を追って写真で見ていきましょう。

ちょうど今時期は空気も澄み始めて撮影にはとてもいい時期です。

東北在住で蔵王が近ければぜひ、早朝のエコーラインとお釜の撮影を目指してみてください。

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【東北】岩手山、東北が誇る美しき火山を歩く晩夏の山旅

2018_08_18_岩手山

2018年、8月18日から19日まで岩手県北部の百名山「岩手山」に登ってきました。

標高は2,038mです。

 

岩手山は晴れた日に東北道を北へ北へと走る際に嫌でも目に入る

富士山のような形をした立派な成層火山です。

秋田駒ヶ岳や八幡平といった山々と続く裏岩手縦走路の一部でもあります。

 

岩手山の特徴は火山らしい景色とお鉢の中を歩くことができるという部分にあるでしょう。

山頂に向かうためにお鉢巡りをしている際、眼下に広がる爆裂火口と妙高岳の景色、

火山性の小石が転がる大地を見ることができますが、

この景色が日本らしくない素晴らしい景色なのです。

 

さらに、何よりも岩手山で推しなのは八合目の避難小屋の素晴らしさ。

こんな居心地のいい避難小屋全国の山を探してもそうそうありません、それくらい良い!

今回は八合目避難小屋を利用しながら、岩手山の山頂で夕焼けを楽しむ登山をしてきました。

是非ご覧ください!

 

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【中央アルプス】空木岳、花崗岩煌めく白亜の稜線、踊る雲と青空に翻弄される中央アルプス縦走の旅

2018_08_11_中央アルプス縦走

2018年8月10日から12日まで、中央アルプスは空木岳から

木曽駒ヶ岳ロープウェイへと縦走してきました。

第一目標は空木岳、あわよくば夏の木曽駒ヶ岳も歩いてやろうと思った真夏の縦走。

 

だがしかし、待っていたのは奇跡の晴れ間と無慈悲なガスでした……。

 

空木岳山頂では無事素晴らしい天気に恵まれて、快晴の空木岳と南駒ヶ岳への稜線を撮影することができましたが、木曽駒ヶ岳方面は道の辛さに天気が合わさり【苦行】という言葉がお似合いというような状況になってしまいました。

 

体力が必要とされる中央アルプス縦走、二日目から三日目の旅の始まりです。

 

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【中央アルプス】池山尾根からゆく中ア縦走、真夏のガス樹林で涙を流す旅

2018_08_10_中央アルプス縦走

2018年8月10日から8月12日、中央アルプスは空木岳から木曽駒ヶ岳まで縦走してきました。

白山から帰ってきて数日、会社の納会の終了とともに埼玉を脱出した僕は

中央アルプス空木岳登山口へたどり着きました。

テントを使うことができない中央アルプス縦走ですが、逆に避難小屋が充実しており

避難小屋を渡り歩くことによりリーズナブルに南北を行き来することが可能です。

 

ただし、空木岳からゆく木曽駒ヶ岳は非常につらい道のり……ッ!

空木岳から南駒ヶ岳に向かっても非常につらい道のり……ッ!

その稜線は南北どちらに行くにしても辛い、そう聞いていた僕は万全の準備を施し

中央アルプス空木岳へと向かいます、そこで待っていたのは……

 

「絶望のガスと一瞬の快晴、真夏のガスの中央アルプス稜線縦走」でした。

 

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【北陸】白山、朝日に包まれる御前峰から大汝峰へ、絶景がほほ笑む北陸遠征の旅

2018_08_05_白山

2018年8月4日から5日、日本百名山にして日本三霊山の白山に登ってきました。

 

今回は白山二日目、御前峰で朝焼けを迎え、朝日に彩られる別山の景色や大汝の景色を写します。

そして、その先に広がる大汝峰を歩き快晴の空の元下山へ。

 

二日間奇跡のような晴れ晴れとした空模様に恵まれた白山登山、朝日作り出す

複雑な陰影の元浮かび上がる景色は美しく、多くの人々が感嘆の声を上げました。

白山は信仰の山、山頂で朝日を迎えるために多くの人が白山室堂を後にし

山頂では宮司さんの合図を元に朝を祝うというイベントがあったりします。

 

今回は白山二日目ということでそれらのイベントをしっかりと楽しみ

大汝峰から見る御前峰方面の展望をしっかりと目に焼き付け、そして下山というわけです。

白山のお楽しみは下山後も続きます、登山口の温泉から、

金沢駅でちょっとした海鮮を楽しむところまで、良い旅気分を味わうことができるのです。

 

勇気を出してやってきた北陸白山登山の旅、白山は常に微笑んでくれました。

それではいってみましょう!

 

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【北陸】白山、高山植物の宝庫にして日本三名山、夜行バスで行く白山登山旅

2018_08_04_白山

2018年8月4日から5日、日本百名山にして日本三霊山の白山に登ってきました。

白山といえば、花の百名山、三霊山、百名山と名前が挙がることが多く

問答無用の「名山」としての認識がある山かと思います。

 

そして、関東の登山者の場合はアルプスなどに登った際に

遠くに見える雪をかぶった巨大な山としての印象が強いのではないでしょうか。

登ってみればその山の美しさは圧倒的、まさに百名山にふさわしい名山です。

 

どちらかというと関西圏の方が多い山でもあり、関東からは中々遠い距離にある白山。

今回は久々の夜行バスを利用しての遠征登山ということで、

旅感がこれまでの120%増し(当社比)でお伝えします。 

 

 

8月頭、夏山で最も輝く7月終わりから8月頭の黄金期に訪れた白山。

登れば火山、中腹には花と湿原、そして麓には温泉。

街に出れば海の幸と、登山旅としてはとても楽しいところです、

特に僕のような関西圏の文化に疎い人間には異国情緒すら感じられました。

 

加賀百万石、北陸を代表する名山に登る旅の始まりです。

 

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【上信越】火打山、頚城山塊最高峰にして花の百名山へ行く日帰り登山旅 

2018_07_30_火打山

2018年7月30日、日本百名山の火打山に登ってきました。

火打山は新潟県と長野県にまたがる頚城山塊の最高峰となり、花の百名山でもあります。

アルプスなどにも負けない、豊富な動植物と妙高山や新潟焼山の景観に優れた山です。

 

火打山からの景色で何よりも目立つのは妙高山の景色、

そして黒姫山などの北信五岳の景色などでしょう。

火打山の整備された木道を黙々と登っていくと現れる外輪と妙高山、

火山が多い山域の特異な景色を存分に堪能することが可能です。

 

7月末という夏山真っ盛りの時期に歩いた火打山、山が花々や蝶々に彩られる最盛期。

猛暑故に水が全くない困った登山にはなってしまったのですが、

モクモクと湧き上がる雲や真っ青な空の元、妙高山や新潟焼山といった山々の

眺望を楽しむ登山をすることができました。

 

そして、今回からすべてのレンズが一新されてズームレンズへ。

新しいカメラシステムで登る真夏の登山旅の始まりです。

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